アスリートの為の栄養学② 栄養素とは
トレーニングと栄養はセット
生命維持が最優先である。
について書きました。
今回は、栄養についてです。
人に必要な栄養(栄養素)はどれぐらいあると思いますか?
2015年厚生労働省が発表した食事摂取基準(※1)として、
必要量や目安量が設定されているものは、
33種類あるそうです。
具体的には・・・
炭水化物
食物繊維
たんぱく質
脂質
飽和脂肪酸
n6系脂肪酸
n3系脂肪酸
ビタミンA
ビタミンD
ビタミンE
ビタミンK
ビタミンB1
ビタミンB2
ナイアシン
ビタミンB6
ビタミンB12
葉酸
パントテン酸
ビオチン
ビタミンC
ナトリウム
カリウム
カルシウム
マグネシウム
リン
鉄
亜鉛
銅
マンガン
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
それぞれの必要量・目安量はこちら
厚生労働省HP(日本人の食事摂取基準)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/syokuji_kijyun.html
この目安量に従って、33種類全てを摂取しましょう!!!!
と書くのは簡単ですが・・・・
これを毎日続ける事を考えると
ちょっとというか・・・・
だいぶ厳しいよね。
優先順位を付ける為にも、栄養について学んでいこう。
(※1)食事摂取基準
厚生労働省が発表した基準で、5年ごとの更新となります。
つまり、次回(2020年)は増えている可能性もあります。
→栄養学を学ぶ為に、本を読もうとする人は、
2015年以降発行の書籍を読まれることをお勧めします。
中学生アスリートは、毎月体重をはかってください。
食事トレーニングの効果を数字で実感する為にも、是非実施してください。
参考資料として、大谷翔平選手の高校時代の食トレに関する記事です。
「大谷は入学時、身長が190センチもあるのに65キロしかなくて、本当に細かったんです。
体の使い方は上手。技術的にもしっかりしていた。あとは体を大きくして強くする、という課題が明確でした。
雄星(菊池・現西武、投手)も同じ。体作りはしっかりやれば筋力はついてくる。
体はウソをつきませんからね。2人とも、卒業までに20キロ増えました」(佐々木洋監督)。
アスレシピより
菊池雄星、大谷翔平を育てた花巻東の1日10杯メシ
https://athleterecipe.com/column/1/articles/1757386
体重の計測は、食事トレの効果実感以外に、重要な指針があります。