アスリートの為の栄養学⑤ ~三大栄養素 (脂質、脂肪)~

三大栄養素(脂質 脂肪)
今回は三大栄養素の3回目、脂質ですが、
糖質(炭水化物)、たんぱく質、脂質(脂肪)は、
中学2年生の理科で学習するそうですね。
中学1年生は来年の予習として、
中2中3は受検対策としても、覚えようね。
なので、中学で習う表記にあわせて、、
糖質を炭水化物
脂質を脂肪
と記載しますね。

脂肪というと、お腹の肉という、あまりいい印象がありませんね(笑)
しかし脂肪は、1gあたり9kcalと三大栄養素の中で一番高いエネルギーを得られます。
(炭水化物、たんぱく質1gあたり4kcal)
また、ホルモンや細胞膜の原料になったりします。
脳の65%は脂肪でできております。
脂肪は、消化され、脂肪酸とモノグリセリドになります。
その後、小腸の柔毛で脂肪に戻り、リンパ管へ
なぜ2つに分けられるのかというと、粒が大きいので。
柔毛で取り込む為に、一度分解し、柔毛内で脂肪に再構築されます。
脂肪に再構築されるのは、脂肪の形で蓄えられるからです。
脂肪が少ないと、血管が弱くなったり、脳からの情報伝達がスムーズに行われず、
体が疲れやすくなったり、集中力が低下したりします。
多すぎるのはご存知、肥満ですね(笑)
脂肪は
「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の2つに大別されます。
また、不飽和脂肪酸は「単価不飽和脂肪酸」と「一価不飽和脂肪酸」「多価不飽和脂肪酸」の3つに分類することができ、
さらに多価不飽和脂肪酸は、「n-6系脂肪酸」と「n-3系脂肪酸」とに分けられます。
このうち、多価不飽和脂肪酸(n-6系脂肪酸とn-3系脂肪酸)は、必須脂肪酸と呼ばれ、食物からしか摂取できません。
以下の表にまとめました。ご参考ください。

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