アスリートの為の栄養学③ ~三大栄養素 (糖質)~

今回は三大栄養素のひとつ、糖質(炭水化物)についてです。

資料によっては、炭水化物と記載されているところもありますが、
ご飯やパンなどの主成分であるでんぷんや、
甘味料として利用される砂糖(ショ糖)、
果物に含まれる果糖などがあります。
炭水化物が体内に入ると、糖質と食物繊維に分けられます。
さて、糖質の働きですが、ほとんど全てが体を動かす為のエネルギー源となります。
今、このブログを読んでいるという行為も、糖質から作られたエネルギーを消費しています。
体内に入った糖質は消化されて、ブドウ糖に変化し、小腸の毛細血管から吸収されて肝臓に送られます。
肝臓から、血液を使って体全体へ行き渡ります。
そして、エネルギーとなり、二酸化炭素と水に分解されます。
体内で余ったブドウ糖は、グリコーゲンに変化して、筋肉や肝臓で貯められ、
必要に応じて、ブドウ糖に変化し、エネルギー源となります。
それでも余ってしまった場合、脂肪となって体内に蓄えられます。
糖質は、少なすぎるとエネルギー不足となり、力が出ない、疲れがはやい、イライラする、眠れなくなります。
エネルギーが不足すると、体内にある骨や筋肉を溶かして、エネルギーを作り出します。(生命維持が最優先ですからね)
逆に多すぎると肥満となります。
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