豊川中央ボーイズ／オール豊川　ブログ

出典：文部科学省
（独）日本スポーツ振興センター、熱中症を予防しよう―知って防ごう熱中症―

資料は、学校管理下の部活動が対象ですが、部活動における野球部の競技人口は、
サッカー部の競技人口より少ない訳ですので・・・・
この数字は尋常ではないことがお判りになるかと思います。

野球で熱中症にかかる人が多い理由は、その服装と言われています。

ラグビーやサッカーは、半袖、短パンで行います。
それに比べると、野球の場合、

アンダーソックス＋ストッキング
練習着（下）は長ズボン
アンダーシャツ＋練習着（上）
帽子

と、重装備です。

しかも、練習着（下）と練習着（上）はベルトで締めていますし、
帽子の上からヘルメット、守備手袋、バッティンググラブ
捕手であれば、プロテクタ、レガーズ、マスク
と、熱が体内にこもりやすい服装です。

ですので、常に服内の熱を逃がしましょう。

【帽子について】------------------------------------------------
熱中症の対策として、“帽子をかぶること”は推奨されています。
確かに帽子は直射日光から頭を防いでくれますが、
直射日光に長時間さらされた帽子の中は、熱が一番こもりやすい場所です。
都度都度、帽子をとって熱を逃がしましょう。


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こまめな水分補給も勿論重要です。
しかし、もっと重要なのが・・・・・
練習や試合へ行く前の準備です。

・寝不足
自律神経が乱れ、体温調整機能が低下します。
脳と体が勘違いを起こしやすいです。


・朝食を抜く・しっかり食べない
寝ている間に人間は約コップ１杯以上の汗をかいています。
起きた時には既に水分が少ない状態です。
人間にとって１日に必要な水分は2.5リットル。
このうち半分は、食べ物の水分と
食べ物が代謝されることで生まれる「代謝水」でまかなっています。


実際に熱中症になった方の聞き取り調査では、
ほとんどの方は給水はこまめにしていたそうです。
しかし・・・

・前日寝不足だった。
・朝食を抜いていた。
・病気明けだった。

との回答があったそうです。


野球は準備のスポーツと言われます。
熱中症対策も準備です。

しっかり準備をして、練習・試合に臨みましょう。



【熱中症対策まとめ】

～準備～
・前日の寝不足は厳禁
・朝食はしっかりとる
・（病気明けの場合）無理はしない

～練習・試合時～
・都度、衣服内の熱をとる
　※特に帽子の中のこもりをとる
・水分補給を適宜行う

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